きたむら かずあき すぎはら ひろあき9 福山商工会議所青年部(YEG)の15周年、心よりお祝い申し上げます。これまでの活動を支えてくださった全ての皆様に感謝申し上げるとともに、こうして節目を迎えられることに深い喜びを感じています。 私が会長を務めた令和4年度は、コロナ禍を乗り越える中で、「原点回帰」をスローガンに掲げ、福山YEGの本来の姿を取り戻す一年でした。当時、令和4年3月にはまん延防止措置が解除され、少しずつ日常が戻りつつありましたが、私たちの活動もさまざまな制約の中で進めなければなりませんでした。懇親会一つを取っても、お酒を伴わない、食事中の会話は禁止、手酌のみで開催するなど、これまでとは異なる形式を余儀なくされました。それでも、福山YEGの「親睦と研鑚」の精神を絶やすことなく、活動を続けることができたのは、会員の皆様の理解と協力があったからです。 福山商工会議所青年部の創立15周年を心からお慶び申し上げます。また、これまで多方面より福山商工会議所青年部の活動にご理解とご協力賜りましたこと感謝申し上げます。 令和5年度「Breakthrough ~次代へ繋ぐ挑戦の始まり~」というスローガンを掲げ、これまで諸先輩たちが築き上げてくださった福山YEGを、さらなる高みを目指しながら果敢に挑戦を続ける青年経済団体へと成長させるために、様々な事業を展開してまいりました。ポストコロナの時代に入り、これまでの当たり前が通用しない新しい時代へと突入。そんな時代の転換期に遭遇している我々青年経済人は、このような状況を嘆くのではなく、チャンスと捉え行動していく必要があります。そのためにも地域のことを知り、共に活動する仲間のことを知り、お互いが切磋琢磨しながら己の成長に繋げていくことで自社業の発展へと繋げ、そして地域経済の発展に繋げていくことが我々福山YEG活動の核としてあると思います。 食品会社への研修事業においては、私を含め多くのメンバーが感染し、延期を余儀なくされましたが、それでも皆が一丸となって活動を支えてくれたことは忘れられません。このような困難の中でも、メンバーの皆様の支えによって福山YEGは再び歩み出すことができました。令和4年度は、福山YEGの活動再開への大きな一歩となった年であり、これも全てメンバーの皆様の協力のおかげです。 今後の5年間、私たちはさらに地域に根ざした活動を展開していく必要があります。令和10年には中国ブロック大会を主管するという大きな使命が待っています。現在、福山YEGは250名を超える大規模単会となり、地域社会からの期待も高まっています。これからも「親睦と研鑚」の精神を忘れず、地域に貢献し、共に未来を切り拓いていきましょう。 そういった想いの元、初めて挑戦を始めた政策提言活動は、これからの福山YEGが地域と共に歩んでいく始めの一歩を踏み出し、地域のリーダーとしての自覚を持つことで「これからの未来は我々で創り上げていくんだ」という気概あふれる団体へと成長もさせてくれると信じています。 また、福山の冬を熱くするというテーマで開催した「福山城冬祭り」。こちらも新たな事業なので前例がなく、開催まで多くの苦労がありましたが、メンバー全員の力で無事に開催することが出来、福山YEGのチーム力の素晴らしさをまざまざと感じ、感動したことを昨日のように覚えています。 15周年を迎えた福山YEGはまだまだ可能性に溢れています。若い、新しいメンバーも年々増え、みんなが楽しんでYEG活動に取り組んでいるのを見ると、これから迎える令和10年度の中国ブロック大会の開催も素晴らしい大会になることは間違いないと信じています。 そして、共に歩み、常に成長を続ける福山YEGが起こす、これからのBreakthroughも楽しみにしながら、福山YEGのさらなる進化を心よりご祈念申し上げます。福山商工会議所青年部令和4年度会長 福山商工会議所青年部令和5年度会長 CONGRATULATIONS北村 和章杉原 広昭
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